クローゼットに飛び込んだら、そこはイケメン天国(パラダイス)~これってもしやシンデレラストーリー!?
次の日、俺はエドワード王に謁見し、アンジェラと結婚することを話した。
その席には、アンジェラも同席した。
「そうか、それは良かった。
では、すぐにでも、婚礼の準備に取り掛からねばならぬな。」
「いえ…そんなことはいつでも良いことです。
それよりも、私達は、早く二人で暮らしたいと思います。」
「そうか…では、急いで屋敷を建てねばならぬな。
どこか、住みたい場所はあるのか?」
「それは陛下にお任せします。
屋敷が出来るまでの間、ふたりで暮らせるところはないでしょうか?」
「……使っていない別荘はいくつでもある。
あとで、目録を手渡す故、そこから住みたい場所を選ぶが良い。」
「どうもありがとうございます。」
*
陛下とのやりとりはすべてアンジェラがこなした。
俺は、何も言わなくて良いと言われていたから、その通り、ただ黙って突っ立っていた。
アンジェラは一体、何を考えているのか…
そして、その思惑はうまくいくのか…
何もかもわからないままだったが、ここまで来たらなおさら、アンジェラに従わなければならないような気がしていた。
止まらない胸騒ぎ…しかし、それでも、不思議なことに俺はアンジェラを信じてみようと思ったのだ。
その席には、アンジェラも同席した。
「そうか、それは良かった。
では、すぐにでも、婚礼の準備に取り掛からねばならぬな。」
「いえ…そんなことはいつでも良いことです。
それよりも、私達は、早く二人で暮らしたいと思います。」
「そうか…では、急いで屋敷を建てねばならぬな。
どこか、住みたい場所はあるのか?」
「それは陛下にお任せします。
屋敷が出来るまでの間、ふたりで暮らせるところはないでしょうか?」
「……使っていない別荘はいくつでもある。
あとで、目録を手渡す故、そこから住みたい場所を選ぶが良い。」
「どうもありがとうございます。」
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陛下とのやりとりはすべてアンジェラがこなした。
俺は、何も言わなくて良いと言われていたから、その通り、ただ黙って突っ立っていた。
アンジェラは一体、何を考えているのか…
そして、その思惑はうまくいくのか…
何もかもわからないままだったが、ここまで来たらなおさら、アンジェラに従わなければならないような気がしていた。
止まらない胸騒ぎ…しかし、それでも、不思議なことに俺はアンジェラを信じてみようと思ったのだ。