クローゼットに飛び込んだら、そこはイケメン天国(パラダイス)~これってもしやシンデレラストーリー!?
*
(わぁ……)
次の日、割と大きな泉をみつけて…
そこでようやく、私は男装した自分の姿を水鏡に映して見ることが出来た。
確かに、男性に見えるかも…
私は身長も高めだし、悲しいことにグラマーな体つきじゃないから。
でも、そのおかげで男装はしやすい。
それに…なんだか、こうして見ると、ケントにも似ているよ。
普段はあんまり似てないって思ってたけど、やっぱり姉弟なんだなぁ…
「……どうかしたのか?」
「え?あ、あぁ、本当に男性に見えるかな?って…」
私がそう言うと、ネイサンさんは優しく微笑んだ。
「……見えただろう?」
「はい。これならバレませんよね?」
「あぁ、おそらく、大丈夫だろうな。
だが、気を抜くなよ。」
「はい。」
「……それにしても、このあたりは本当に人気がないな。
こっちの道の方が近道だと聞いて来たが、それにしても……ん?」
ネイサンさんが不意に口をつぐむと、何か聞き慣れない音が聞こえた。
何だろう?金属のぶつかるような音だ。
すると、ネイサンさんは不意に駆け出して…
(……えっ!?)
私も慌てて、ネイサンさんの後を追った。
(わぁ……)
次の日、割と大きな泉をみつけて…
そこでようやく、私は男装した自分の姿を水鏡に映して見ることが出来た。
確かに、男性に見えるかも…
私は身長も高めだし、悲しいことにグラマーな体つきじゃないから。
でも、そのおかげで男装はしやすい。
それに…なんだか、こうして見ると、ケントにも似ているよ。
普段はあんまり似てないって思ってたけど、やっぱり姉弟なんだなぁ…
「……どうかしたのか?」
「え?あ、あぁ、本当に男性に見えるかな?って…」
私がそう言うと、ネイサンさんは優しく微笑んだ。
「……見えただろう?」
「はい。これならバレませんよね?」
「あぁ、おそらく、大丈夫だろうな。
だが、気を抜くなよ。」
「はい。」
「……それにしても、このあたりは本当に人気がないな。
こっちの道の方が近道だと聞いて来たが、それにしても……ん?」
ネイサンさんが不意に口をつぐむと、何か聞き慣れない音が聞こえた。
何だろう?金属のぶつかるような音だ。
すると、ネイサンさんは不意に駆け出して…
(……えっ!?)
私も慌てて、ネイサンさんの後を追った。