ねこねこ幼女の愛情ごはん~異世界でもふもふ達に料理を作ります!~
「ルディさん……」

「なんだ?」

 カレーライスを男たちが夢中になって食べている中で、エリナはそっとルディに言った。

「ギギリクさんが帰ってきたから、もしかするとわたしは『青弓亭』にいられなくなるかもしれません。他の仕事を見つけるまで、お金が手に入らなくなるんですけれど……ルディさんの家にまだ置いてもらえますか?」

「お前なあ……」

 ルディが肩をがっくりと落としたので、エリナは動揺した。

(どうしよう、ダメなのかな? 無職になったら、わたしはお荷物になってルディさんに迷惑が……でも、そうなったらわたしはどこに行ったらいいの?)

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