ねこねこ幼女の愛情ごはん~異世界でもふもふ達に料理を作ります!~
「隊長ばっかり、ずるい!」
「そんな……気持ちよさそうに……ずるい」
サファンとキーガスが、じとっとルディを見ながら抗議した。
「だって、隊長さんは狼だから」
いくら耳が付いていても、成人男性の髪をわしゃわしゃとはしたくないので、エリナは言った。
しかし。
「それなら、俺だって狐だもん」
「……俺は……虎だから……」
なんと、エリナの目の前で、サファンの肩から上は狐に、そしてキーガスの肩から上は立派な虎の姿になってしまったのだ。
「これならいいでしょ? ほら、エリナちゃん、もう俺たちは友達じゃん! 仲良しじゃん!」
「俺は……虎の警備隊員として……猫の身の安全を、守る役目だ……特に、子猫の安全は……」
ふたりとも大変なアピールだ。
ふれあい動物園に、餌をたくさん買って入ってしまった時のようだ。
そして、目の前にふたつのモフモフが差し出されたエリナは……当然のことながら「ひゃっほう!」と奇声をあげながら、危険なモフモフスキーと化して狐と虎をモフりまくったのであった。
「そんな……気持ちよさそうに……ずるい」
サファンとキーガスが、じとっとルディを見ながら抗議した。
「だって、隊長さんは狼だから」
いくら耳が付いていても、成人男性の髪をわしゃわしゃとはしたくないので、エリナは言った。
しかし。
「それなら、俺だって狐だもん」
「……俺は……虎だから……」
なんと、エリナの目の前で、サファンの肩から上は狐に、そしてキーガスの肩から上は立派な虎の姿になってしまったのだ。
「これならいいでしょ? ほら、エリナちゃん、もう俺たちは友達じゃん! 仲良しじゃん!」
「俺は……虎の警備隊員として……猫の身の安全を、守る役目だ……特に、子猫の安全は……」
ふたりとも大変なアピールだ。
ふれあい動物園に、餌をたくさん買って入ってしまった時のようだ。
そして、目の前にふたつのモフモフが差し出されたエリナは……当然のことながら「ひゃっほう!」と奇声をあげながら、危険なモフモフスキーと化して狐と虎をモフりまくったのであった。