ねこねこ幼女の愛情ごはん~異世界でもふもふ達に料理を作ります!~
「こうしてみんなで朝ごはんを食べるのって、楽しいですね」

 エリナはにこにこして言った。

「いつも朝は、ひとりで安売りしていたパンをかじったり、冷たい残りご飯を持ち帰って食べていたから。こんなに豪華な朝ごはんを、誰かと一緒に食べられるなんて……幸せです」

「エリナ……」

「熱々のごはん、嬉しいにゃん」

 お腹をキュルキュル言わせたエリナは、気持ちが高ぶったのか、それともリラックスしすぎたのか、口調に猫が混ざってしまっていた。

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