身代わり王女の禁断の恋
アルフの唇が離れた時、私はもう何が何だかよく分からなくて、放心していた。
くすっ
アルフが笑みをこぼした。
「クリス、かわいい。
今、俺のことだけ考えてる?」
え…
「俺はいつもクリスのことを考えてるよ。
早く結婚したいな。
許されるなら、明日にでも結婚して、
クリスを俺のものにしたい。」
それって…
「クリス、顔が赤いよ。
ほんと、かわいい。
このまま帰したくないんだけど。」
アルフは、私をぎゅっと抱きしめた。
「クリスはいつまで王宮にいられるんだ?
フルーナの身代わりをしなくて良くなった
から、もうすぐにも出て行くのかい?」
「いいえ。
父は子爵になったけれど、実際には領地を
治めることはできないでしょ。
今は、代理で隣の領地を治める子爵が
治めてくださってるの。
私が婿を取って正式に子爵を名乗るまで。
だから、王女殿下は、私の結婚が決まるまで
王宮で王女殿下付きの楽師として、
バイオリンやピアノを弾いてるようにって
仰せなの。」
「じゃあ、春に俺たちが結婚したら、そこは
当面、俺の直轄地にしておこう。
将来、俺たちの子供が治められるように
なるまで。
っていうか、結婚式は春でいい?」
くすっ
アルフが笑みをこぼした。
「クリス、かわいい。
今、俺のことだけ考えてる?」
え…
「俺はいつもクリスのことを考えてるよ。
早く結婚したいな。
許されるなら、明日にでも結婚して、
クリスを俺のものにしたい。」
それって…
「クリス、顔が赤いよ。
ほんと、かわいい。
このまま帰したくないんだけど。」
アルフは、私をぎゅっと抱きしめた。
「クリスはいつまで王宮にいられるんだ?
フルーナの身代わりをしなくて良くなった
から、もうすぐにも出て行くのかい?」
「いいえ。
父は子爵になったけれど、実際には領地を
治めることはできないでしょ。
今は、代理で隣の領地を治める子爵が
治めてくださってるの。
私が婿を取って正式に子爵を名乗るまで。
だから、王女殿下は、私の結婚が決まるまで
王宮で王女殿下付きの楽師として、
バイオリンやピアノを弾いてるようにって
仰せなの。」
「じゃあ、春に俺たちが結婚したら、そこは
当面、俺の直轄地にしておこう。
将来、俺たちの子供が治められるように
なるまで。
っていうか、結婚式は春でいい?」