身代わり王女の禁断の恋
「私の心も、永遠にあなたのものです。
アルフと一緒なら、私はどんな苦労も
厭わないわ。」

その直後、アルフの優しいキスが私の唇に落とされた。

私たちは、永遠の愛をお互いに誓った。


「いつかきっと、君の母上の前で、神に
誓おう。」

アルフは、そう約束してくれた。

私たちは、神と家族の祝福を受けるまで清い関係のままでいることを誓い合った。

私たち2人、朝と同じように、手を繋ぎ、寄り添って眠りにつく。


この時、私たちは、こんな幸せが永遠に続くと思っていた。
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