夜空の下には一輪の花~遊斗ルート~
『失礼ですが、貴方は、本当に游斗さんですか?』
ユウト「なにいってるんですか?さよなら。」
『游斗さ・・・』
タッタッタッタッ
『・・・』


カチャカチャ
『游斗さんの過去・・・游斗さんの過去・・・游斗さんの・・・』
なんでこんなに必死になってるんでしょうか。
仕事だからでしょうか。
関わるなと言われて、もやっとなりました。なんなんでしょうか。
『見つけた!え・・・』
(まさか、まさかこんなことがあっただなんてっ・・・)

セア「よぉ。って、どうした。静かじゃねぇか。」
『セアさん、游斗さんの過去、知ってますか?』
セア「游斗の・・・過去・・・?お前、まさかしってんのか?」 
『いま、私が聞いてるんですよ。知ってるんですか?』
セア「チッ、知ってるよ。場所変えるぞ。」
『はい。』

セア「游斗は、殺し屋をやってるんだ。悪いやつをな。兄にやらされている。兄が気にくわないと思ったやつを片っ端から片付けてる。10才からか?兄に道具として扱われてきた。だから、アイツは愛情、友情なんてしらない。」
『?游斗さんにはセアさんなどの友達がいるんじゃ・・・』
セア「オレらはな、うわべだけの友達なんだよ。游斗の親に紹介されてな。でも、親が去ったあと、アイツはこういったんだ。『僕たちは、うわべだけの友達なんだから、仲がいいって、勘違いするな』と。なぁ、これだけ答えたんだ、お前は、何者なんだ?これくらいは答えろ。」
『・・・そうですね。私は、スパイです。』
セア「ターゲットは游斗だな?」
『はい。そうです。』
セア「なんで知ってるんだ?と聞きたいとこだが、どうせ、調べたんだろ?」
『!なぜしって・・・!』
セア「オレらは、警察の動きは、大体把握してるんだよ。」
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