君へ、愛の歌
♪ ♪ ♪
彼女は、少し顔を赤らめていた。
この状態で話せそうにないので、奏から話しかけた。
「篠宮ってフルート上手だよね。」
「ほんと?ありがと!……」
(フルート、か…。懐かしいな…。)
「……くん、大丈夫?」
ぼんやりとしてしまっていた。
「…え、だ、大丈夫!」
いつもらしく振るまえなかったが、怪しく見られていないだろうか。
楓は察してくれたのか、何も言わなかった。
彼女は、少し顔を赤らめていた。
この状態で話せそうにないので、奏から話しかけた。
「篠宮ってフルート上手だよね。」
「ほんと?ありがと!……」
(フルート、か…。懐かしいな…。)
「……くん、大丈夫?」
ぼんやりとしてしまっていた。
「…え、だ、大丈夫!」
いつもらしく振るまえなかったが、怪しく見られていないだろうか。
楓は察してくれたのか、何も言わなかった。