君の隣でみる夢
永遠は柚葉を抱き上げたまま柚葉の部屋のベッドへ運んだ。

ベッドに着くころには柚葉は永遠の腕の中で眠っていた。


ベッドに柚葉をそっと寝かせると柚葉がはだしだったことに気が付いた。


「ごめんなさいね、迷惑かけて。」
柚葉の母が部屋に入ってくる。
「いいえ」
あまりの衝撃に聞きたいことがたくさんあっても永遠は言葉にならなかった。
そんな永遠に気が付いた柚葉の母はリビングに永遠を誘った。

永遠は眠る柚葉の真っ白な頬を撫でてからリビングへ向かった。
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