君の隣でみる夢
永遠がゆっくりと唇を離すと柚葉が目を見開いていた。

「二回目・・・」
「ん?」
柚葉の言葉に永遠が耳を疑う。
「病院・・・」
永遠は驚きで目を見開く。

柚葉が階段から落ちた日。
病院のベッドで眠る柚葉の唇に口づけた。

柚葉への気持ちが止められなくて、あふれ出して、口づけた。

「そうだよ!二回目だ。柚葉。そうだよ。」
永遠は柚葉の肩を抱きしめながら話す。
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