君の隣でみる夢
柚葉は永遠に満面の笑みを見せた。
「柚葉、愛してる」
「永遠・・・大好き・・・」
柚葉の言葉に永遠は柚葉を抱きしめながら、柚葉にばれないように涙を拭った。

こうして涙を隠すのも二回目だ。

柚葉からの手紙を思い出す。


柚葉が一番つらい時にそばにいられなかった後悔は一生忘れない。
でも、自分に会いたいと願い、自分を想い続けてくれた柚葉の想いは未来につなげていく。後悔の分だけ、未来へ・・・。
< 231 / 362 >

この作品をシェア

pagetop