君の隣でみる夢
「アイス食べるか?」
その言葉に柚葉に笑顔が戻る。
永遠は冷凍庫からアイスクリームを出して柚葉に渡そうとした。
でも柚葉はアイスに手を伸ばさない。
「?」
「・・・」
「これ嫌い?」
永遠の言葉に柚葉は自分の口を指さす。
「食べさせてほしいって?」
永遠の言葉に柚葉は笑顔で頷いた。
「まったく・・・甘えん坊だな」
永遠がそう言いながら柚葉の口にアイスを運ぶと柚葉は嬉しそうにアイスを口にした。
「おいしい?」
永遠がアイスを自分の口に運ぼうとすると柚葉が永遠の手を引っ張って自分の口に運ぶ。
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