君の隣でみる夢
「柚葉は全然ダメじゃない。俺の大切な奥さんだ。愛してるよ。」
永遠の言葉に柚葉は目を潤ませながら
「私も、愛してる」
と答えた。

永遠を愛する気持ちが膨らむほどに自分自身への不甲斐なさを感じていた柚葉は永遠からの大きな愛に励まされ、救われていた。

二人はそっと口づけて、体を重ねた。

何度も愛しているとささやきながら二人の呼吸が一つになる。

これからどんなことが待っていようとも二人で一緒に歩んでいく。

そう思いながら寄り添いあたたかい夜を越えた。



この先に待つものはお互いのぬくもりと幸せなのだと二人は信じていた。
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