君の隣でみる夢
柚葉の言葉に永遠の頬が緩む。
「おう」
照れている永遠に柚葉も穏やかに微笑んだ。



「今夜は夜勤だから、何かあったら連絡して」
ジェスチャーも加えながら永遠は柚葉に伝えた。
「うん」
柚葉の実家の玄関で永遠は柚葉のお腹に触れる。
「行ってきます」
そう告げると
「行ってらっしゃい」
と柚葉が微笑んだ。
永遠はリビングにいる柚葉の両親が見ていないことを確認してから柚葉の唇に口づけた。
照れて微笑む柚葉を置いて永遠は仕事へ向かった。
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