君の隣でみる夢
「永遠」

永遠はその声に目を開けた。


「永遠」


永遠の瞳から涙があふれる。


そこには自分の腕の中で自分を見て微笑む最愛の妻の姿があった。

「柚葉・・・?」

永遠が名前を呼ぶと柚葉は涙を流しながら微笑みを返す。


永遠はありったけの力で妻を抱きしめた。
< 355 / 362 >

この作品をシェア

pagetop