君の隣でみる夢
永遠は柚葉の言葉に何も返せなかった。

気づけば柚葉は一人で普通科の教室へ向かい、ぎこちなく、それでも一歩一歩確実に歩き進んでいった。

その後ろ姿をいつまでも見送りながら、大きな喪失感を感じていた。





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