君の隣でみる夢
「頑張れよ」
永遠はそう言って柚葉の頭を撫でた。
「うん」
「永遠も。頑張って」
「あぁ」
永遠と柚葉の間に温かくて切ない時間が流れた。

幼いころから今日までの二人の時間が思い出としてあふれてくる。




「柚葉~」「永遠!」
お互いにクラスメイトに名前を呼ばれて二人は微笑みあい離れた。
< 89 / 362 >

この作品をシェア

pagetop