キンダーガーテン五 ~ここが居場所~
再会
家を出て20分。
到着した所は………
レンガと木が印象的な、可愛いお家。
お庭も広くお花が沢山咲いている。
「素敵!」
さっきまでの緊張が緩み、笑顔がこぼれる。
インターフォンを押すと
「は~い。」と明るい声が聞こえ、玄関のドアが開く。
「悠人、唯ちゃん。
いらっしゃい。」
………………………美香さん?
「えっ?
ここって………………」
びっくりする唯に
舌を出して「ドッキリ大成功。」って笑う先生。
ここはお兄さんのお家なんだって。
なんだぁ~
「もぅ~」
ぷ~っと頬を膨らませる唯の頭をポンポンして
「拗ねるのは後でね。
それより、お待ちかねだよ。」と誤魔化されちゃった。
でも、確かにそうだよね。
すっかり大きなお腹の美香さんを待たせる訳には………。
門を開けて、お庭を通って玄関に進む。
「美香さん、こんにちは。
先生がナイショにしてたから………お土産無しなんです。
……………ごめんなさい。」
手ぶらのお詫びにも
「そんなの気にしないの!
お姉ちゃんの家にお土産を持って来る方がおかしいんだからね。
それより早く上がっておいで。」
気さくなお姉ちゃんの美香さんに促されてお邪魔すると。
「ちょっと此処で待っててね!」とリビングの隣のキッチンに通され
後ろでカメラを抱えた先生だけが、先にリビングに通された。
「…………??………はい……………??……………。」
到着した所は………
レンガと木が印象的な、可愛いお家。
お庭も広くお花が沢山咲いている。
「素敵!」
さっきまでの緊張が緩み、笑顔がこぼれる。
インターフォンを押すと
「は~い。」と明るい声が聞こえ、玄関のドアが開く。
「悠人、唯ちゃん。
いらっしゃい。」
………………………美香さん?
「えっ?
ここって………………」
びっくりする唯に
舌を出して「ドッキリ大成功。」って笑う先生。
ここはお兄さんのお家なんだって。
なんだぁ~
「もぅ~」
ぷ~っと頬を膨らませる唯の頭をポンポンして
「拗ねるのは後でね。
それより、お待ちかねだよ。」と誤魔化されちゃった。
でも、確かにそうだよね。
すっかり大きなお腹の美香さんを待たせる訳には………。
門を開けて、お庭を通って玄関に進む。
「美香さん、こんにちは。
先生がナイショにしてたから………お土産無しなんです。
……………ごめんなさい。」
手ぶらのお詫びにも
「そんなの気にしないの!
お姉ちゃんの家にお土産を持って来る方がおかしいんだからね。
それより早く上がっておいで。」
気さくなお姉ちゃんの美香さんに促されてお邪魔すると。
「ちょっと此処で待っててね!」とリビングの隣のキッチンに通され
後ろでカメラを抱えた先生だけが、先にリビングに通された。
「…………??………はい……………??……………。」