キンダーガーテン五 ~ここが居場所~
………………………。
あれから5分。
「唯ちゃん、良いよ~
こっちにおいで~」
ようやく許可が下りて、リビングに進むと………………。
ワンワン。
ワンワンワンワン。
………………………………………。
えっ。
……………………………「だいすけ??」
ワンワン。
そこにいたのは……………
7ヶ月前に家にいた…………だいすけだった。
「だいすけ、だいちゃん?!
ホントのホントにだいすけ??
えっ、どうしよう。
嬉しい。
嬉しいよぅ。
元気だった?
大きくなったね。
ママだよ、分かる?」
興奮して話しかける唯の前で
シッポを、お尻からプリプリ振って喜んでくれる。
もうあの頃のように、危なっかしい足取りではなくて。
しっかりした動きで、体いっぱいで表現している。
「抱っこして良い?」
だいすけにお伺いして
「おいで。」と手を差し伸べると。
ピョンと膝に飛び込んで来てくれた。
「だいすけ~」
ぎゅっと抱きしめた所で………………
カシャカシャとシャッターを押す音が、耳に入ってきた。
顔を上げると
「やっと気づいてくれた。」と笑う先生。
……………………先生の存在を忘れてた……………。
あれから5分。
「唯ちゃん、良いよ~
こっちにおいで~」
ようやく許可が下りて、リビングに進むと………………。
ワンワン。
ワンワンワンワン。
………………………………………。
えっ。
……………………………「だいすけ??」
ワンワン。
そこにいたのは……………
7ヶ月前に家にいた…………だいすけだった。
「だいすけ、だいちゃん?!
ホントのホントにだいすけ??
えっ、どうしよう。
嬉しい。
嬉しいよぅ。
元気だった?
大きくなったね。
ママだよ、分かる?」
興奮して話しかける唯の前で
シッポを、お尻からプリプリ振って喜んでくれる。
もうあの頃のように、危なっかしい足取りではなくて。
しっかりした動きで、体いっぱいで表現している。
「抱っこして良い?」
だいすけにお伺いして
「おいで。」と手を差し伸べると。
ピョンと膝に飛び込んで来てくれた。
「だいすけ~」
ぎゅっと抱きしめた所で………………
カシャカシャとシャッターを押す音が、耳に入ってきた。
顔を上げると
「やっと気づいてくれた。」と笑う先生。
……………………先生の存在を忘れてた……………。