キンダーガーテン五 ~ここが居場所~
チビ
クンクンと鳴く声に、目を覚ますと。
先生に抱きしめられていた。
あのままくっついておしゃべりいたら………
そのまま寝てしまったみたい。
「おはよう。」
パチパチまばたきする唯に
いつから起きていたのか………先生に挨拶された。
「…………………………………おは…………よう。」
まだ起ききらない唯に
「チビがお腹を空かせてるみたいだよ。
ママ起きてって、さっきから鳴いてる。」って。
…………………あっ、そうだった!!
チビ、ごめんね!!
慌てて飛び起きる唯に笑いながら
「カップのメモリは4だよ。
お湯を沸かして、柔らかくしてから与えてね。」って。
チビのママは唯。
だいすけの時には先生がお世話してくれたけど
今回は、唯が頑張ってお世話するの。
お湯を沸かして……………。
カップは4。
柔らかくしてから…………
「チビ、ご飯だよ~」
ゲージから出すと、ちょこちょこ歩いて近づいて来た。
小さな体で、生きようと一生懸命食べる姿は
ホントに感動する。
「いつまでも『チビ』って呼んでたら、自分の名前を覚えられなくなるから。
今日一番のお仕事は、名付けだね。
一生の名前だから、しっかり考えよう。」って。
そっかぁ。
一生の名前を考えるんだぁ。
ホントに親だね。
「だったら、早くご飯を食べて考えようね。
悠人パパ!」
すっかりやる気の唯に、嬉しそうに笑顔を返してくれる。
先生に抱きしめられていた。
あのままくっついておしゃべりいたら………
そのまま寝てしまったみたい。
「おはよう。」
パチパチまばたきする唯に
いつから起きていたのか………先生に挨拶された。
「…………………………………おは…………よう。」
まだ起ききらない唯に
「チビがお腹を空かせてるみたいだよ。
ママ起きてって、さっきから鳴いてる。」って。
…………………あっ、そうだった!!
チビ、ごめんね!!
慌てて飛び起きる唯に笑いながら
「カップのメモリは4だよ。
お湯を沸かして、柔らかくしてから与えてね。」って。
チビのママは唯。
だいすけの時には先生がお世話してくれたけど
今回は、唯が頑張ってお世話するの。
お湯を沸かして……………。
カップは4。
柔らかくしてから…………
「チビ、ご飯だよ~」
ゲージから出すと、ちょこちょこ歩いて近づいて来た。
小さな体で、生きようと一生懸命食べる姿は
ホントに感動する。
「いつまでも『チビ』って呼んでたら、自分の名前を覚えられなくなるから。
今日一番のお仕事は、名付けだね。
一生の名前だから、しっかり考えよう。」って。
そっかぁ。
一生の名前を考えるんだぁ。
ホントに親だね。
「だったら、早くご飯を食べて考えようね。
悠人パパ!」
すっかりやる気の唯に、嬉しそうに笑顔を返してくれる。