キンダーガーテン五 ~ここが居場所~
あれから1時間。
待ちに待ったお兄ちゃんからの電話!
……………って思ったら
「唯。」って………………。
「……………悠君。」
久しぶりの声は………
不意打ちって事を除いても………涙を誘う。
「こ~らっ。
もう1日我慢してって…………言っただろう。
明日、俺がちゃんと受け止めるから………って。」
分かってるけど………
こんなに離れていたことがなかったんだもん………無理だよぅ。
「だったら……………お兄ちゃんに変わって…………。」
唯の伝え方が悪かったのか………
「あっ、そう。」と、ちょっと怒った悠君。
「違う。
違うの!
……………………怒らないで……………。
ただ、悠君の声を聞いて我慢が出来ないって思っただけだから。
もう泣かないから…………。」
「…………うん。
ごめん。」
嬉しくて、待ち遠しくて………
ずっとこの日を待ってたはずなのに…………。
気持ちが高ぶりすぎて………ギスギスしてしまう。
伝えたい気持ちも
甘えたい自分もいるのに……………
出会った頃のように
言葉にする事が難しい。
さっきまで
食べたいものや、したい事を聞こうって思っていたし。
悠とパールの成長や
幼稚園の話しをいっぱいしたいって思ってたんだけどな…………。
言葉の出ない自分を、もどかしく思っていたら。
待ちに待ったお兄ちゃんからの電話!
……………って思ったら
「唯。」って………………。
「……………悠君。」
久しぶりの声は………
不意打ちって事を除いても………涙を誘う。
「こ~らっ。
もう1日我慢してって…………言っただろう。
明日、俺がちゃんと受け止めるから………って。」
分かってるけど………
こんなに離れていたことがなかったんだもん………無理だよぅ。
「だったら……………お兄ちゃんに変わって…………。」
唯の伝え方が悪かったのか………
「あっ、そう。」と、ちょっと怒った悠君。
「違う。
違うの!
……………………怒らないで……………。
ただ、悠君の声を聞いて我慢が出来ないって思っただけだから。
もう泣かないから…………。」
「…………うん。
ごめん。」
嬉しくて、待ち遠しくて………
ずっとこの日を待ってたはずなのに…………。
気持ちが高ぶりすぎて………ギスギスしてしまう。
伝えたい気持ちも
甘えたい自分もいるのに……………
出会った頃のように
言葉にする事が難しい。
さっきまで
食べたいものや、したい事を聞こうって思っていたし。
悠とパールの成長や
幼稚園の話しをいっぱいしたいって思ってたんだけどな…………。
言葉の出ない自分を、もどかしく思っていたら。