キンダーガーテン五 ~ここが居場所~
「えぇ!?
ゆうとしぇんしぇいの、おへやにいくの?」
「ゆいちゃん、ゆうとしぇんしぇいだいしゅきぃ~」
あれほどグズっていた二人なのに………。
パッ!っと止めて、手洗いに。
ホントに……………
ゲンキンだなぁ。
両手にそれぞれの手を引いて
先ず目的の、トイレを目指す。
…………………………………先生は………私のなのになぁ~
ちょっぴり恨めしく思いながら
二つ目の目的の、事務室に向かったら………。
今年は年中『もも組』になった愛里ちゃんが先生の膝を占拠してた。
「あぁ!ずるい~」
「ゆいちゃんのゆうとしぇんしぇいなのにぃ~」
唯の手を、パッと離して駆け出す二人。
「あっ、ちょっと!」
焦る唯なんて気にもしないで
「「ゆうとしぇんしぇい~」」と
先生に抱きついていく。
「おぉ!おチビちゃん達、来たかぁ。」
「チビじゃない~」
「ゆいちゃんだよぅ!」
こんなに小さくても…………女の子に見られたいんだなぁ。
先に先生を独り占めしていた
去年唯に『どんなに小さくても女だ!』と教えてくれた
お嬢様は………
「まだまだチビじゃん!」と
上から目線で、一刀両断している。
ゆうとしぇんしぇいの、おへやにいくの?」
「ゆいちゃん、ゆうとしぇんしぇいだいしゅきぃ~」
あれほどグズっていた二人なのに………。
パッ!っと止めて、手洗いに。
ホントに……………
ゲンキンだなぁ。
両手にそれぞれの手を引いて
先ず目的の、トイレを目指す。
…………………………………先生は………私のなのになぁ~
ちょっぴり恨めしく思いながら
二つ目の目的の、事務室に向かったら………。
今年は年中『もも組』になった愛里ちゃんが先生の膝を占拠してた。
「あぁ!ずるい~」
「ゆいちゃんのゆうとしぇんしぇいなのにぃ~」
唯の手を、パッと離して駆け出す二人。
「あっ、ちょっと!」
焦る唯なんて気にもしないで
「「ゆうとしぇんしぇい~」」と
先生に抱きついていく。
「おぉ!おチビちゃん達、来たかぁ。」
「チビじゃない~」
「ゆいちゃんだよぅ!」
こんなに小さくても…………女の子に見られたいんだなぁ。
先に先生を独り占めしていた
去年唯に『どんなに小さくても女だ!』と教えてくれた
お嬢様は………
「まだまだチビじゃん!」と
上から目線で、一刀両断している。