キンダーガーテン五 ~ここが居場所~
…………………………………………。
「悠…………君………………。
え~ん。」
ホントは、怖くて。
ドキドキして。
ずっと泣くのを我慢してた。
大人になって、対等に隣を歩きたいし。
奥さんとして頑張りたいし。
分からないけど…………
やっぱり無理してた。
一度泣くと……………
もう止まらなくて。
ポロポロ涙が溢れてくる。
そんな唯を抱きしめて
ポンポン背中を撫でる悠君は………………
やはりこうなる事が、分かっていたのかも。
「ほらっ、座って。」
唯を起こして、いつの間に用意していたのか
テーブルの上にはカルピスが。
「泣いてばかりだと、水分不足で干からびるぞ。」って
膝に抱き上げて、手に持たせてくれる。
「アルコールより、こっちでしょ?」
コクンと頷く唯の頭を撫でて
「嬉しかった。
手すら繋げなかった唯ちゃんが………………。
まさか、バスローブで待っててくれるなんて………。
尋ちゃんに電話で相談する程………考えてくれて。
…………………ありがとう。」
チュッ。
頭の天辺にキスされて。
「俺は………
可愛いくて。
素直で。
純粋で。
料理上手で…………優しくて。
笑顔がステキで。
しっかりしてて。
誰からも好かれて。
ちっちゃくて。
ホントに良い子と結婚したって、思ってるよ。」
「………ちっちゃいは……誉め言葉じゃない……………。」
お胸の事が気になって、ついいじけた発言を返したら。
「ちっちゃいは、誉め言葉だよ。」
そう言うと、手からカルピスを抜き取ってテーブルに戻し。
背中から抱きついたまま…………
ゴロンと横向きに寝っ転がった。
「悠…………君………………。
え~ん。」
ホントは、怖くて。
ドキドキして。
ずっと泣くのを我慢してた。
大人になって、対等に隣を歩きたいし。
奥さんとして頑張りたいし。
分からないけど…………
やっぱり無理してた。
一度泣くと……………
もう止まらなくて。
ポロポロ涙が溢れてくる。
そんな唯を抱きしめて
ポンポン背中を撫でる悠君は………………
やはりこうなる事が、分かっていたのかも。
「ほらっ、座って。」
唯を起こして、いつの間に用意していたのか
テーブルの上にはカルピスが。
「泣いてばかりだと、水分不足で干からびるぞ。」って
膝に抱き上げて、手に持たせてくれる。
「アルコールより、こっちでしょ?」
コクンと頷く唯の頭を撫でて
「嬉しかった。
手すら繋げなかった唯ちゃんが………………。
まさか、バスローブで待っててくれるなんて………。
尋ちゃんに電話で相談する程………考えてくれて。
…………………ありがとう。」
チュッ。
頭の天辺にキスされて。
「俺は………
可愛いくて。
素直で。
純粋で。
料理上手で…………優しくて。
笑顔がステキで。
しっかりしてて。
誰からも好かれて。
ちっちゃくて。
ホントに良い子と結婚したって、思ってるよ。」
「………ちっちゃいは……誉め言葉じゃない……………。」
お胸の事が気になって、ついいじけた発言を返したら。
「ちっちゃいは、誉め言葉だよ。」
そう言うと、手からカルピスを抜き取ってテーブルに戻し。
背中から抱きついたまま…………
ゴロンと横向きに寝っ転がった。