キンダーガーテン五 ~ここが居場所~
「こんにちは。」と言って現れたのは………
このブライダルフェアの指揮者で
………………元カノ、香川菜摘。
「この度は、うちのショーにお越しいただきありがとうございます。
私は、このホテルのブライダルを担当しています香川です。」と
唯に名刺を差し出した。
「こんにちは。
今日は、素敵なショーを見せて頂きありがとうございます。
綺麗で、感動しています。」
柔らかい笑顔で対応する唯は
やっぱり汚れを知らず、純粋に気持ちを伝えていたけど。
唯を除く3人の目は、笑ってなかった。
「先生のお知り合い?」
先生に親しそうに挨拶してたから……
多分知り合いの人だよね?
首を傾げて尋ねると
先生よりも先に
「はい、学生時代の同級生です。
まさか、こんな所でお目にかかるなんて。
しかもこんな可愛いらしい彼女さんと一緒に。
ご結婚間近ですか?
良ければ、ウチも検討して下さいね。」と。
学生時代の同級生!
だったら、唯の知らない先生をいっぱい知ってるんだよね?
いいなぁ。
ホントは、知らないことを知ってる方が問題だけど
唯にはそんな想像すらなかったの。
このブライダルフェアの指揮者で
………………元カノ、香川菜摘。
「この度は、うちのショーにお越しいただきありがとうございます。
私は、このホテルのブライダルを担当しています香川です。」と
唯に名刺を差し出した。
「こんにちは。
今日は、素敵なショーを見せて頂きありがとうございます。
綺麗で、感動しています。」
柔らかい笑顔で対応する唯は
やっぱり汚れを知らず、純粋に気持ちを伝えていたけど。
唯を除く3人の目は、笑ってなかった。
「先生のお知り合い?」
先生に親しそうに挨拶してたから……
多分知り合いの人だよね?
首を傾げて尋ねると
先生よりも先に
「はい、学生時代の同級生です。
まさか、こんな所でお目にかかるなんて。
しかもこんな可愛いらしい彼女さんと一緒に。
ご結婚間近ですか?
良ければ、ウチも検討して下さいね。」と。
学生時代の同級生!
だったら、唯の知らない先生をいっぱい知ってるんだよね?
いいなぁ。
ホントは、知らないことを知ってる方が問題だけど
唯にはそんな想像すらなかったの。