キンダーガーテン五 ~ここが居場所~
「ほらっ、これも食べて。」
「うん、美味しい。
唯ちゃんもこれ食べて。」と
とにかく唯に勧める悠君。
「だから~
もう食べれないよう。」
お腹パンパンの唯に、ニッコリ笑って
「もう大丈夫?
お腹いっぱい食べた?
だったら、お風呂にゆっくり入っておいで。
しっかり浸かって、温まっておいでね。」って…………。
機嫌は良いんだけど………
なんだか変な悠君。
言われるままにゆっくり浸かって出ると。
リビングにはいないの。
あれっ?
お部屋かな??
コンコン。
「お風呂、上がったよ。」
ドアの外から声をかけると
「うん、今から話す。
……………ごめん………お願いします。」と話し声がした。
どうやら、電話してるみたい。
仕方ないからリビングに戻って、髪を乾かしていたら。
スッとドライヤーが取り上げられ
膝に乗せて、乾かし始めた。
「電話、終わったの?」
「…………うん。」
なんだか泣いてるような声に顔を上げようとしたら………
「ヨシ、乾いた。」と言ってドライヤーを下ろし
膝に抱きしめたまま、唯の首にオデコをくっつける。
「悠君~
くすぐったいよう~」
クスクス笑う唯の後ろで………悠君も振るえてる。
笑ってると思ってたけど……………
………………………………泣いてる?
「あれっ?
悠君!!
どこか痛い?
今日の検査で、辛かった??
ねぇ、悠君。
お顔見せて?」
「うん、美味しい。
唯ちゃんもこれ食べて。」と
とにかく唯に勧める悠君。
「だから~
もう食べれないよう。」
お腹パンパンの唯に、ニッコリ笑って
「もう大丈夫?
お腹いっぱい食べた?
だったら、お風呂にゆっくり入っておいで。
しっかり浸かって、温まっておいでね。」って…………。
機嫌は良いんだけど………
なんだか変な悠君。
言われるままにゆっくり浸かって出ると。
リビングにはいないの。
あれっ?
お部屋かな??
コンコン。
「お風呂、上がったよ。」
ドアの外から声をかけると
「うん、今から話す。
……………ごめん………お願いします。」と話し声がした。
どうやら、電話してるみたい。
仕方ないからリビングに戻って、髪を乾かしていたら。
スッとドライヤーが取り上げられ
膝に乗せて、乾かし始めた。
「電話、終わったの?」
「…………うん。」
なんだか泣いてるような声に顔を上げようとしたら………
「ヨシ、乾いた。」と言ってドライヤーを下ろし
膝に抱きしめたまま、唯の首にオデコをくっつける。
「悠君~
くすぐったいよう~」
クスクス笑う唯の後ろで………悠君も振るえてる。
笑ってると思ってたけど……………
………………………………泣いてる?
「あれっ?
悠君!!
どこか痛い?
今日の検査で、辛かった??
ねぇ、悠君。
お顔見せて?」