キンダーガーテン五 ~ここが居場所~
「先生はどうしてお父さんが来る前に?
それも、唯にナイショで…………。」
嬉しい反面、ちょっと淋しい。
だって、先生の答えが分かってるから………。
「俺が動いたのは、和也君に頼まれたからなんだ。
教師の自分が尋ちゃんに手を出した手前
自分から周りに招待状を出す訳もいかず。
でも………
ずっと隠れて過ごしてきた尋ちゃんを思うと
堂々と結婚式を挙げさせてあげたいって………。
『どうしたら良い』って相談されたんだ。
唯ちゃんに伝えなかったのは、顔に出て尋ちゃんにナイショにならないから。
やるなら、式で驚かせて泣かせたいしね。」って
………………ほぅ~らね!
唯に話したらバレるって思ったんだよ。
分かってるけど……
淋しいなぁ。
尋ちゃんの為だったら、唯だって頑張るのに。
「…………………と言うことで。
唯ちゃんも知ったんだから
これからは、気づかれないように頑張るんだよ。」
もちろんだよ!!
お姉ちゃんが頑張って、尋ちゃんを幸せにしてあげるんだぁ~
張り切る唯とは裏腹に
お父さんと先生は苦笑いだったけどね。
それも、唯にナイショで…………。」
嬉しい反面、ちょっと淋しい。
だって、先生の答えが分かってるから………。
「俺が動いたのは、和也君に頼まれたからなんだ。
教師の自分が尋ちゃんに手を出した手前
自分から周りに招待状を出す訳もいかず。
でも………
ずっと隠れて過ごしてきた尋ちゃんを思うと
堂々と結婚式を挙げさせてあげたいって………。
『どうしたら良い』って相談されたんだ。
唯ちゃんに伝えなかったのは、顔に出て尋ちゃんにナイショにならないから。
やるなら、式で驚かせて泣かせたいしね。」って
………………ほぅ~らね!
唯に話したらバレるって思ったんだよ。
分かってるけど……
淋しいなぁ。
尋ちゃんの為だったら、唯だって頑張るのに。
「…………………と言うことで。
唯ちゃんも知ったんだから
これからは、気づかれないように頑張るんだよ。」
もちろんだよ!!
お姉ちゃんが頑張って、尋ちゃんを幸せにしてあげるんだぁ~
張り切る唯とは裏腹に
お父さんと先生は苦笑いだったけどね。