瀧のライフ
瀧VS日向先輩
29日、オレは永井先輩と姉貴の3人で長崎の祖母の家へ帰省するために羽田空港へ向かった、午後7時40分に羽田空港を離陸、永井先輩は東京の夜景に興奮しているようだった、永井「私、飛行機乗ったの久しぶりだから感動しちゃった!」永井「瀧くんって月1は長崎への帰省で飛行機乗ってるよね?」瀧「オレ今年で海外含めて30回は乗ってる」亜衣「私も同じぐらい、結局新幹線だと博多で特急に乗り換えも含めて8時間はかかるから、飛行機なら1時間半でつくから圧倒的に飛行機ね」瀧「先輩、日向先輩ついてきませんでしたね」永井「実は居たのよ、北ウイングの保安検査場の近くに」亜衣「きゃあ!ストーカーやん」瀧「九州行きは南ウイングだし」亜衣「まさか、ついてきてない!」瀧「大丈夫!オレ乗り込むの最後だったけど居なかったよ、それにオレたちが乗った615便が最後の便だし」定刻より5分遅れて長崎空港に着陸、祖母が迎えに来ていた。
祖母宅でオレは長崎皿うどんを作りみんなで食べていた、翌日、オレたちは諫早市郊外の友人宅でバーベキューをしていたが、男性「ちょっと瀧くん来て」とオレは呼び出された、男性「実は大村市郊外の道の駅で白のレンタカーに乗った若い男だったな、20歳くらい、喋り方が明らかに標準語だったよ、あんたの写真見せられて知らないかと聞かれたよ、勿論知らんと答えたが」オレはちょっとヤバイと思ったと同時に日向先輩に対して初めて恐怖心を抱いていた、オレのこんな遠い地元まで来るとは思わなかったし普段控えめで自己主張しない人間が土地勘もない長崎まで相手を追いかける執念とのギャップが大きかったからだ、オレは一応身の安全も考慮して永井先輩にそのことを伝えた、永井「なんなの」亜衣「マジ!あり得ない!瀧くんに恋人取られたからって、キモイにもほどがあるわ!」瀧「別にまだ恋人にはなってねぇって」日向のことが気になりながらも無事にバーベキューを終えた、翌日朝からハウステンボスへ向かうために出発、しかし友人たちが多く集まったせいか定員オーバーでオレは免許を持ってることもあって藤岡からバイクを借りて行くことに、長崎県道34号線をオレは藤岡たちより前方を走っていた。住宅の多い大村市内を過ぎてきれいな海沿いのいい道を佐世保方面に向かって走っていた。
信号待ちの時それは突然だった、日向「森崎」オレは思わず振り返った。すぐ後ろの白いヴィッツのレンタカーだ、運転手が顔を出した。間違いなく日向先輩だった、永井「あのクルマ、顔だしてる人、秀樹だ!瀧くんが危ない」亜衣「あのストーカー野郎、うちの弟に手出したら絶対許さない」日向先輩はオレに合図していた。瀧「上等やん!オレの地元だし、少しだけ相手してやるよ!」男性「面倒だな、レンタカーの男、挑発してるぞ!瀧のことだ」藤岡「森崎は売られた喧嘩は絶対買うタイプだからな、それにここはアイツの地元、110番したほうがいい!」永井は長崎県警に通報していた。信号が青に変わり、オレはバイクを急発進させた。オレがアクセルを抜くと日向はギリギリまで煽ってくる、オレはとっさに棚田の脇道へと入り込んだ、オレは脇道を疾走しながら、上へと上っていく。高速道路の高架上を通過、再び県道34号線の近くに戻ってきた時にはかなり車間距離が開いていた。日向先輩のレンタカーが突然停止した。オレがバイクから降りると、パトカーのサイレン音が近づいていた。日向「森崎、人の彼女取りやがって絶対許さねぇ」と怒声を浴びせてきた、オレは冷静に、瀧「先輩が俺より劣っているから振られたんでしょう」と一言、日向「この発達障害」瀧「おっと地元県警のお出ましだ、ヤラシイから行くね」オレはその場を立ち去った。日向は何故か逃げずに留まり駆け付けた警察官に身柄を確保され任意同行されていった。当然ながらオレたちも被害者側であるが事情聴取のためハウステンボス行きは中止となった。俺たちは地元の警察署へと出頭した。藤岡「なんか、面倒なことになったね」永井「私の元カレが迷惑かけてすみません」男性「気にするな!」オレは刑事から事情を聞かれ、オレや日向の車両が危険な追い越しや進路妨害をしていたこともあってか他のドライバーからも通報が相次いだこと、挑発に乗って危険な運転をしたことや日向先輩とカーチェイスをしたことなどは共同危険行為にも該当する可能性もある重大な危険行為だが煽り運転の被害に遭っていたことも考慮され叱責のみで済んだ、刑事「森崎くん、まだ初心者なんだからあんな運転しちゃあ事故したら死ぬよ、よかったな事故しなくて」日向が二度とストーカー行為をしないと約束したのもあってか日向先輩は厳重注意で済んだ、祖父母宅に着く頃には昼過ぎになっていた。藤岡「森崎、今日マジやばかったなぁ!」瀧「まぁね!まるっきり暴走行為って言われても仕方ないぐらいだったし」藤岡「瀧、厳しいお巡りだとマジ逮捕だなあれは」永井「瀧くん、手錠されるやん」瀧「その時はおとなしく両手差し出すよって」藤岡「昔から快活で気が強くて後先考えないその性格は変わってないな、森崎らしい」瀧「まぁね!」藤岡「マジで気をつけろよ、お前興奮すると手がつけられないから」翌日午前、日向は東京に帰っていった。オレたちはハウステンボスに朝9時前に到着した。1日遊び家に着いたのは夜6時を過ぎていた。
祖母宅でオレは長崎皿うどんを作りみんなで食べていた、翌日、オレたちは諫早市郊外の友人宅でバーベキューをしていたが、男性「ちょっと瀧くん来て」とオレは呼び出された、男性「実は大村市郊外の道の駅で白のレンタカーに乗った若い男だったな、20歳くらい、喋り方が明らかに標準語だったよ、あんたの写真見せられて知らないかと聞かれたよ、勿論知らんと答えたが」オレはちょっとヤバイと思ったと同時に日向先輩に対して初めて恐怖心を抱いていた、オレのこんな遠い地元まで来るとは思わなかったし普段控えめで自己主張しない人間が土地勘もない長崎まで相手を追いかける執念とのギャップが大きかったからだ、オレは一応身の安全も考慮して永井先輩にそのことを伝えた、永井「なんなの」亜衣「マジ!あり得ない!瀧くんに恋人取られたからって、キモイにもほどがあるわ!」瀧「別にまだ恋人にはなってねぇって」日向のことが気になりながらも無事にバーベキューを終えた、翌日朝からハウステンボスへ向かうために出発、しかし友人たちが多く集まったせいか定員オーバーでオレは免許を持ってることもあって藤岡からバイクを借りて行くことに、長崎県道34号線をオレは藤岡たちより前方を走っていた。住宅の多い大村市内を過ぎてきれいな海沿いのいい道を佐世保方面に向かって走っていた。
信号待ちの時それは突然だった、日向「森崎」オレは思わず振り返った。すぐ後ろの白いヴィッツのレンタカーだ、運転手が顔を出した。間違いなく日向先輩だった、永井「あのクルマ、顔だしてる人、秀樹だ!瀧くんが危ない」亜衣「あのストーカー野郎、うちの弟に手出したら絶対許さない」日向先輩はオレに合図していた。瀧「上等やん!オレの地元だし、少しだけ相手してやるよ!」男性「面倒だな、レンタカーの男、挑発してるぞ!瀧のことだ」藤岡「森崎は売られた喧嘩は絶対買うタイプだからな、それにここはアイツの地元、110番したほうがいい!」永井は長崎県警に通報していた。信号が青に変わり、オレはバイクを急発進させた。オレがアクセルを抜くと日向はギリギリまで煽ってくる、オレはとっさに棚田の脇道へと入り込んだ、オレは脇道を疾走しながら、上へと上っていく。高速道路の高架上を通過、再び県道34号線の近くに戻ってきた時にはかなり車間距離が開いていた。日向先輩のレンタカーが突然停止した。オレがバイクから降りると、パトカーのサイレン音が近づいていた。日向「森崎、人の彼女取りやがって絶対許さねぇ」と怒声を浴びせてきた、オレは冷静に、瀧「先輩が俺より劣っているから振られたんでしょう」と一言、日向「この発達障害」瀧「おっと地元県警のお出ましだ、ヤラシイから行くね」オレはその場を立ち去った。日向は何故か逃げずに留まり駆け付けた警察官に身柄を確保され任意同行されていった。当然ながらオレたちも被害者側であるが事情聴取のためハウステンボス行きは中止となった。俺たちは地元の警察署へと出頭した。藤岡「なんか、面倒なことになったね」永井「私の元カレが迷惑かけてすみません」男性「気にするな!」オレは刑事から事情を聞かれ、オレや日向の車両が危険な追い越しや進路妨害をしていたこともあってか他のドライバーからも通報が相次いだこと、挑発に乗って危険な運転をしたことや日向先輩とカーチェイスをしたことなどは共同危険行為にも該当する可能性もある重大な危険行為だが煽り運転の被害に遭っていたことも考慮され叱責のみで済んだ、刑事「森崎くん、まだ初心者なんだからあんな運転しちゃあ事故したら死ぬよ、よかったな事故しなくて」日向が二度とストーカー行為をしないと約束したのもあってか日向先輩は厳重注意で済んだ、祖父母宅に着く頃には昼過ぎになっていた。藤岡「森崎、今日マジやばかったなぁ!」瀧「まぁね!まるっきり暴走行為って言われても仕方ないぐらいだったし」藤岡「瀧、厳しいお巡りだとマジ逮捕だなあれは」永井「瀧くん、手錠されるやん」瀧「その時はおとなしく両手差し出すよって」藤岡「昔から快活で気が強くて後先考えないその性格は変わってないな、森崎らしい」瀧「まぁね!」藤岡「マジで気をつけろよ、お前興奮すると手がつけられないから」翌日午前、日向は東京に帰っていった。オレたちはハウステンボスに朝9時前に到着した。1日遊び家に着いたのは夜6時を過ぎていた。