放課後の続き
「私、次期社長じゃないよ!
社長さんになるのは、辞めたの。」と…………。

あまりにぶっ飛んだ答えに……………言葉が出ない。

「誠ちゃんのお嫁さんになるって、頑張ってきたけど。
……………もう、その必要はないでしょう?
だったら、夢を追っても良いかなぁ~って思って。
パパ達に今からばれると反対されるし。
誠ちゃんのことだって、まだ急には立ち直れないから…………。
春人さん………助けてね!!
一年かけて、ゆっくり成功させるつもりなの。
私を騙したことは、これでチャラにしてあげる。
二人だけの、秘密だよ!!
観覧車でした約束。
『ずっと、一番側で………』助けてね。」

プッ!

アハハハ……………………。

夏苗ちゃん、最高!!

『久しぶりに、こんなに笑った!』って思える程……………笑った。

「夏苗、最高!!」

敢えて『ちゃん』は、つけなかった。

俺の気持ちに気づいた上で………

一番近くで協力しろと言うのなら………

もう、隠さない!

お兄ちゃんで、彼氏で…………一番の理解者。

一つに括る必要は、ないもんな。

じっくり。

ゆっくり…………俺の立場を…………広げていく。

取り敢えずは…………

夏苗ちゃんの夢が何かを、聞かないとな。
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