その支配は悪魔の果実
忍び寄る黒い影
どうしよう、、、
週末、守村くんとも約束しちゃったんだよね、、、
仕事だから、断らないと。
あと3日。
パーティーなんてやり過ごせるのか不安。
それまでに神経がすり減りそうだよ。
「はあ、、、」
「どうしました?ため息ついて。」
「あ、すみません。」
「いえ、社長になにか無理難題振られましたか?」
寺川さん、、、鋭すぎる。
「はい、その、、、そんな感じです」
「自信持って仕事していいと思いますよ?そばに置く人間を、自ら指名したのは佐野さんだけですから。」
「、、、え?あの、、」
「他人に興味のないお方ですからね。この意味分かっていただけますよね?」
「はい、、、精進します。」
ニコリとした寺川さんの本心は掴めないけど、嘘は言ってないと思う。
もしかしたら、いや、もしかしなくても寺川さんは怒らせたらダメな人。
社長よりも遥かにデンジャラスな香りがする。
週末、守村くんとも約束しちゃったんだよね、、、
仕事だから、断らないと。
あと3日。
パーティーなんてやり過ごせるのか不安。
それまでに神経がすり減りそうだよ。
「はあ、、、」
「どうしました?ため息ついて。」
「あ、すみません。」
「いえ、社長になにか無理難題振られましたか?」
寺川さん、、、鋭すぎる。
「はい、その、、、そんな感じです」
「自信持って仕事していいと思いますよ?そばに置く人間を、自ら指名したのは佐野さんだけですから。」
「、、、え?あの、、」
「他人に興味のないお方ですからね。この意味分かっていただけますよね?」
「はい、、、精進します。」
ニコリとした寺川さんの本心は掴めないけど、嘘は言ってないと思う。
もしかしたら、いや、もしかしなくても寺川さんは怒らせたらダメな人。
社長よりも遥かにデンジャラスな香りがする。