その支配は悪魔の果実
社長と婚約者と私
数日が経ったある日、知らない番号からの着信。
また脅迫関連かもしれない。
でも、、、何となく出たほうがいい気がして、通話をスライドさせた。
「もしもし?」
「あ、佐野さんですか?寺川です。すみません、突然電話してしまって。」
「いえ、ご無沙汰してます。どうかされましたか?」
「伝えていいものか迷ったんですが、、、これはあくまで私の独断なので、それだけ了承して聞いてください。」
「わ、かりました。」
「実は、佐野さんを襲った犯人を捕まえたんです。社長、あれからずっと調べて動いてたらしくて、それで、、、」
「あの、、、寺川さん?」
「捕まえた反動で階段から一緒に落ちたんです。社長の意識が戻らなくて、、、すみません。今さらこんな事言っても、仕方のないことなんですが、どうしても伝えておきたくて。」
「び、病院!どこですか?!他に怪我とかないですか?私、すぐ行きます!」
また脅迫関連かもしれない。
でも、、、何となく出たほうがいい気がして、通話をスライドさせた。
「もしもし?」
「あ、佐野さんですか?寺川です。すみません、突然電話してしまって。」
「いえ、ご無沙汰してます。どうかされましたか?」
「伝えていいものか迷ったんですが、、、これはあくまで私の独断なので、それだけ了承して聞いてください。」
「わ、かりました。」
「実は、佐野さんを襲った犯人を捕まえたんです。社長、あれからずっと調べて動いてたらしくて、それで、、、」
「あの、、、寺川さん?」
「捕まえた反動で階段から一緒に落ちたんです。社長の意識が戻らなくて、、、すみません。今さらこんな事言っても、仕方のないことなんですが、どうしても伝えておきたくて。」
「び、病院!どこですか?!他に怪我とかないですか?私、すぐ行きます!」