その支配は悪魔の果実
秘書課へ異動初日
何もかもが初めて過ぎて、テンパるのを抑え込み、冷静を装った。
スケジュールの把握から、接待、アポのとりつけ、電話応対、書類の整理、作成、クライアント先の名前と顔の把握など山積み。
膨大な仕事の量。
この仕事、寺川さん一人で全部?
尊敬以外の言葉が浮かんでこない。
「佐野さんは私と一緒に社長の秘書になっていただきます。」
「はい、よろしくお願いします。」
他に副社長、専務、常務の秘書が一人ずついるらしい。
元々、寺川さんの他にいたらしいけど、突然辞めてしまってからは適任者が見つからずに一人でこなしていたとか。
それが何故私だったのかは、この後、明らかになるのだけど、、、
何もかもが初めて過ぎて、テンパるのを抑え込み、冷静を装った。
スケジュールの把握から、接待、アポのとりつけ、電話応対、書類の整理、作成、クライアント先の名前と顔の把握など山積み。
膨大な仕事の量。
この仕事、寺川さん一人で全部?
尊敬以外の言葉が浮かんでこない。
「佐野さんは私と一緒に社長の秘書になっていただきます。」
「はい、よろしくお願いします。」
他に副社長、専務、常務の秘書が一人ずついるらしい。
元々、寺川さんの他にいたらしいけど、突然辞めてしまってからは適任者が見つからずに一人でこなしていたとか。
それが何故私だったのかは、この後、明らかになるのだけど、、、