【全巻完結】愛は惜しみなく与う①
ヤンキーくん達は、今後に期待っすねと言い席に着いた
それにしても
「暑苦しい教室やな」
男だらけで、教室の温度が3度くらい上昇してる気がする
少しして3人が帰ってきて、今度の抗争の話になった
ここは是非とも参加したいから、話に加わる
「楼帝は今回は絶対に手を出さないと言っていたから、帝王と黒蛇だ」
「場所は?」
「B区の廃校だってさ」
「黒蛇が決めたみたいなので、少し警戒した方が良いかもしれませんね」
ふむふむ。廃校っていかにも、だな
「そうだな。帝王は黒蛇に吸収されてると、俺は思ってる」
泉の言葉に、皆んな、まさか!?そう反応するが、少し悩んで、あり得るか…と言っている
帝王ってのはきっと、弱いんだろうね
聞いてる感じだと…だから黒蛇に着いたのかもしれない
黒蛇ね…
少し志木に聞いてみるか
「杏は、今回は倉庫か家にいろよ」
「え、なんで?」
「強い強くないは関係ない。今回は倉庫に3分の1は置いていく。そこにいといてほしい」