【全巻完結】愛は惜しみなく与う①
「喧嘩だけじゃなくて、毎年先生が考える、新種目があるんだよ」
喧嘩は最後の見せ場でそれまでに、細かい競技があるようだ。競技と言えるものでもなさそうだけど
「去年は、先生が考えた奴が、腕相撲と百ます計算だったよ!」
慧は笑顔で教えてくれたがツッコミどころあるやろ!百ます計算ってなんや!あの百ますを計算して埋めるやつか?いや、そのままやないかーい
え?そんなんも競技なんや
「今年はなんだろね」
「やっぱ力を使うやつがいいよな」
なんや分からんけど、楽しそうで何より
やるとなれば、あたしも負けず嫌いやし本気でやるつもり!
「毎年他校の人達が紛れ込んで喧嘩をふっかけてくるので、学園祭中も注意はしてくださいよ」
いつもの事ですが。そう新はいった
なんだか、そちらがメインになりそうな予感
新競技にいたっては、当日発表らしい。その場で何するか聞いて、誰が代表でやるかを決めるらしい
まぁ平等やな
「お前も、身体鍛えとけよ!」
「誰にゆうてんねん!そんなん必要ないわ」
あたしの北蓮見での行事デビューや!