【全巻完結】愛は惜しみなく与う①
グラウンドには、続々と人が集まってる。ただ中に入ってこれへんように柵みたいなんが出来てる。

これで部外者は乱入できひんってことやな


まぁ飛び越えれば柵の意味もないけど、ないよりマシ。


「杏ちゃん?ところで自由演技は何するの?」


ふふふふふよくぞ聞いてくれた


「知りたい?」

「「「知りたい!!!」」」



ふふふふふ
あたしの素晴らしき案!!!



「あたしと泉で前みたいに手合わせするねん!」



シーーーーーーン



え?




「喧嘩ってゆう競技があるのに、まだ喧嘩するの?」

慧の目は、こいつ何言ってんだと言いたげな目をしている



「ノンノンノン!」


チッチッチ!違うんだなー!



「おい、俺は聞いてないぞ」

「ゆうてへんもん!」


盛大な泉のため息を頂いたが、これは決定事項だ。絶対盛り上がるから任せてほしい


「ちなみに、慧、朔、響、新にもでてもらうしな!心しといてや!」


えーーというブーイングは無視する。
だって初の学園祭やで?思い出に残ることしたいやん
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