宇宙で一番☆幸せな政略結婚

 女性をベッドに寝かせると、聖竜はネクタイを緩めサッとジャケットとシャツを脱いだ。

 
 熱い視線で見つめられ、女性はドキドキと鼓動が高鳴ってゆくのを感じた。


「・・・愛しているよ。今日会ったばかりだけど、そう感じたんだ」

「え? でも私・・・」

「分かっている。俺も、君も同じ。だけど、この想いはずっと変わらない自信がある」

「・・・今夜だけでいいんです。・・・結婚しても、相手の人とは関係は持たないと決めていますから・・・」

「俺も同じだよ。でも、今夜だけじゃない。・・・ずっと、傍にる。・・・会えなくても、俺は傍にいるから・・・」


 そう言って、女性の唇にキスをすると、そのままスルッとキャミソールを脱がせて行く・・・。


 産まれたままの姿になると、女性の体は体中が傷だらけなのがわかった。


 傷だらけで痛々しい女性の体を、優しく触れてゆく聖竜・・・。

 雪のように白い肌。

 絹のように滑らかで、優しく触れないと壊れてしまいそうで。


 感じている女性から吐息が漏れてくる・・・

 その吐息を感じると愛しさが込みあがってくる聖竜。


 マシュマロのような柔らかい胸は、みかけより随分とボリュームがあって、触れているだけでも心地よい。


 しなやかな聖竜の指が、女性の下の方へ降りてきて入り口を探し始めると。


 ギュッとしがみついてくる女性・・・。


 入り口付近に触れてみると、そこはとても緩やかで清らかな川が溢れんばかりだった。

 入り口を探ってみると、緊張して固くなっていた。


「力抜ける? 」

 
 そっと聖竜が囁くと、女性はこくりと頷いた。

 
 女性が頷くと、緊張していた入り口は柔らかくなってゆく・・・


 ゆっくりと入って来る聖竜を感じ、苦痛な表情を浮かべた女性がまたギュッと、しがみ付いてきた。
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