たったひとこと
「直希!今日は幼なじみ来てないのかよ、ヤジ女様はよぉ!」

試合の前半戦、点を取られて只今後半戦に突入したところ。

「知らないっすよ…」

先輩に聞かれた直希は困って言った。

「早く来てくだされ〜」

「…なんだよ、それ。」

「神頼みの村民だよ!」

「…はぁ?」

直希と同級生の潤の会話。

結局みんな、陽菜が来ていない事を気にしていたのだ。
< 32 / 59 >

この作品をシェア

pagetop