幻想ウエディング~人魚姫には王子様の甘いキスを~
案の定、急いで帰宅するとリビングのソファの下で桜が気を失っていた。
「これは・・・」
ソファに下に敷かれたラグは赤く染まっていた。
「しっかりしろっ!!桜」
俺は慌てて救急車を呼んだ。
******
『東亜医科大付属病院・汐留分室』
「もう少し発見が遅れていたら、奥さんも危なかったな・・・蒼斗」
湊が心配して、桜が眠る『ICU』に駆け付けた。
桜の命は救われたが、お腹の中の子供は流産した。
「これが血液検査の結果だ」
「サンキュー」
俺は湊に桜が処置されている間、血液検査を頼んだ。
「日本ではまだ認可されていない経口中絶薬の成分が検出された」
どう言った経緯で、剣吾さんと接触し、中絶薬を飲まされたのか桜の意識が回復しない限り、まったくわからなかった。
「誰の仕業かわかっているようだな・・・」
「まぁな」
「これは・・・」
ソファに下に敷かれたラグは赤く染まっていた。
「しっかりしろっ!!桜」
俺は慌てて救急車を呼んだ。
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『東亜医科大付属病院・汐留分室』
「もう少し発見が遅れていたら、奥さんも危なかったな・・・蒼斗」
湊が心配して、桜が眠る『ICU』に駆け付けた。
桜の命は救われたが、お腹の中の子供は流産した。
「これが血液検査の結果だ」
「サンキュー」
俺は湊に桜が処置されている間、血液検査を頼んだ。
「日本ではまだ認可されていない経口中絶薬の成分が検出された」
どう言った経緯で、剣吾さんと接触し、中絶薬を飲まされたのか桜の意識が回復しない限り、まったくわからなかった。
「誰の仕業かわかっているようだな・・・」
「まぁな」