幻想ウエディング~人魚姫には王子様の甘いキスを~
脱出
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私達を置いて、見張り役の男性たちは逃げてしまった。
彼らの一人が落としていった拳銃を拾い上げる。
「桜華さん、夏目さん…さっきの音はなんだ??」
部屋の中から、槇村先生の声が聞こえて来た。
「・・・爆発したと見張り役の人達は言ってました」
「爆発!!?」
「はい…」
「・・・で、見張り役の連中は?」
「逃げました…」
「逃げた!!?俺達を置いてか?」
「はい」
「・・・このドア…蹴っても頑丈でなかなか開かないんだ…」
「あ…見張り役の人が落とした拳銃で鍵穴をぶち抜けば…」
「あ…それナイスアイデア…撃てる?夏目さん」
「私は…」
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私達を置いて、見張り役の男性たちは逃げてしまった。
彼らの一人が落としていった拳銃を拾い上げる。
「桜華さん、夏目さん…さっきの音はなんだ??」
部屋の中から、槇村先生の声が聞こえて来た。
「・・・爆発したと見張り役の人達は言ってました」
「爆発!!?」
「はい…」
「・・・で、見張り役の連中は?」
「逃げました…」
「逃げた!!?俺達を置いてか?」
「はい」
「・・・このドア…蹴っても頑丈でなかなか開かないんだ…」
「あ…見張り役の人が落とした拳銃で鍵穴をぶち抜けば…」
「あ…それナイスアイデア…撃てる?夏目さん」
「私は…」