幻想ウエディング~人魚姫には王子様の甘いキスを~
槇村先生はエレベーターのボタンを押した。
エレベーターは私達の居る三十五階に向かって浮上して来た。
「ツムツムの言う通り…高層階専用のエレベーターはちゃんと動いているね…問題は何処まで上がれるかだね…」
槇村先生は先に乗り込んで、扉を開のボタンを押して、私達が乗り込むの待った。
エレベーターは最上階で停止。
しかし、ヘリポートまでは鉄の階段があった。
「二人は此処に居て…俺がヘリポートに出て、ヘリを誘導する」
私と桜華さんだけでは心もとなかったが、槇村先生に励まされ、希望の光が見えた。
「一人で大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ…夏目さんにこれ…」
槇村先生は私に拳銃を返した。
「何があるか分からないから…持ってて」
「はい…」
「じゃあ」
槇村先生は強い風が吹き抜ける中、白衣の裾を靡かせて、階段を上がっていった。
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エレベーターは私達の居る三十五階に向かって浮上して来た。
「ツムツムの言う通り…高層階専用のエレベーターはちゃんと動いているね…問題は何処まで上がれるかだね…」
槇村先生は先に乗り込んで、扉を開のボタンを押して、私達が乗り込むの待った。
エレベーターは最上階で停止。
しかし、ヘリポートまでは鉄の階段があった。
「二人は此処に居て…俺がヘリポートに出て、ヘリを誘導する」
私と桜華さんだけでは心もとなかったが、槇村先生に励まされ、希望の光が見えた。
「一人で大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ…夏目さんにこれ…」
槇村先生は私に拳銃を返した。
「何があるか分からないから…持ってて」
「はい…」
「じゃあ」
槇村先生は強い風が吹き抜ける中、白衣の裾を靡かせて、階段を上がっていった。
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