幻想ウエディング~人魚姫には王子様の甘いキスを~
「そうだ・・・玉城さんの連絡先訊いていいですか?」
「え、あ・・・」
「仕事で何かとお世話になるし、俺の連絡先も教えますから・・・」
「いいですけど・・・」
鈴木さんはジャンパーのポケットからスマホを取り出した。
「それって最近発売した『iPhone11』ですよね」
「はい」
私も自分のスマホを取り出した。
私のスマホは格安スマホ。
スマホを所持出来るそれだけでも良しとしないと。
鈴木さんと連絡先を交換できるなんて夢みたい。
プライベートで連絡を取り合うコトはないと思うけど・・・
連絡先を交換していると注文したメニューが運ばれて来た。
「熱いうちに召し上がれ」
そばの上に載るのは天かすではなく野菜のかき揚げだった。
「ありがとうございます」
「いいのよ。これからも贔屓にしてね。桜ちゃん」
「はい」
鈴木さんは先にそばに七味をかけた。
「え、あ・・・」
「仕事で何かとお世話になるし、俺の連絡先も教えますから・・・」
「いいですけど・・・」
鈴木さんはジャンパーのポケットからスマホを取り出した。
「それって最近発売した『iPhone11』ですよね」
「はい」
私も自分のスマホを取り出した。
私のスマホは格安スマホ。
スマホを所持出来るそれだけでも良しとしないと。
鈴木さんと連絡先を交換できるなんて夢みたい。
プライベートで連絡を取り合うコトはないと思うけど・・・
連絡先を交換していると注文したメニューが運ばれて来た。
「熱いうちに召し上がれ」
そばの上に載るのは天かすではなく野菜のかき揚げだった。
「ありがとうございます」
「いいのよ。これからも贔屓にしてね。桜ちゃん」
「はい」
鈴木さんは先にそばに七味をかけた。