元姫は辛くても笑う
first story
冷たい所に光さす
あなたは、信じてくれる?
私、正直いってもうあんな思いしたくない……
お願い、、この約束だけは守って………
「っ…莉子……発見っ………」
「ほんと?見つけたの!?」
私の日課は昼寝……なんだけど、
……ある日潰されたんだよ…………
「莉子、龍火入れよ。」
「ふわぁ…やだ。入ったらもっと寝れなくなる」
あ………眠くなってきた…………寝ちゃお。
「話し中に寝ないでください!」
眠いのに……
私は如月莉子(きさらぎりこ)
青葉高校に通う高校2年生。
普通の高校生………と言いたいんだけど、ね。
「もう結構このやり取りしてるだろ?」
「じゃあ、莉子折れろ」
「僕、この1年莉子といて楽しいもん♪」
1年もこんなことしてるのか……
もう歳とっちゃったな、、、
え?なんでこうなってるか?
それは、さかのぼること1年前
どっか、静かで眠れるとこないかな?
って思って探してたの。
「教室うるさいし、屋上とか行ってみるか。」
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