元姫は辛くても笑う

「あ、来たきた」

「急に呼び出してすみません。」

「………」


おいおい、1人不機嫌そうだぞ?
あ、よく考えたら、お昼の5人いる……


「や、俺らの名前教えようと思って。」

「私の放課後の時間(昼寝)をさいてまで、自己紹介してくれるんですね。勝手に連れて行って。」

「………イヤミ含めまくってますね。」


そりゃそうでしょ。
私の至福の時間を………。
それに、どうせ姫にするとかどうとかでしょ、
他にいないやつだからって理由で、族って皆同じ
んな事もう経験してるから。


「まぁ、とりあえず自己紹介するね♪」


おい、このタイミングでかよ………


「僕、白川紗由(しらかわさゆ)よろしくね♪」


よろしくするつもりは……あんまりないけど、
この小さい……チビ。
下の名前忘れたし……。


「で、こっちは松島紫音(まつしましおん)」


髪が長いのが………ロン毛。


「女たらしで、バカなの☆」

「おい、俺バカじゃねぇ!」

「それで……」

「無視すんな!!」


何これ……漫才?
あんまり、、、面白くない、かな?
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