幼なじみは私を溺愛する
幼なじみは学園の王子様
私には幼なじみがいる。
かっこよくて、男女問わずみんなから信頼されててモテモテ。
「直く~ん!おはよぉ」
「直くん!昨日作ったの!よかったら食べてくれない?」
「直く~ん、今日あいてなぁい?よかったらカラオケ行かなぁい?」
そう、私の幼なじみ
神崎直は学園の王子様。
直くんが登校してくるだけで群がる女子、聞こえてくる甲高い声。
そして…
「ねぇ、直くんは今日私と遊ぶんだけど、邪魔しないでくれる?」
「はぁ?あんたのもんじゃないでしょ!ねぇ、直く~ん」
始まる直くんの取り合い。