組長が惚れた女

暁編～

潤「どうした？」

暁「美花を傷つけたやつを見つけた」

潤「？！……どこだ」

暁「お前ここで待ってろ連れてくる」

潤「了解」

暁「なあ」

俺が4人の女どもに声をかけると顔を真っ赤にして「はい」と答えた。キモイ……

女「なんでしょ～」

暁「お前ら昨日俺の女にタバコを背中に当ててたか？」

4人『？！』

俺の問は黒龍にも聞こえる音量で言った。あいつらはびっくりの顔をしていた。

流「……どういうことだ」

早くも食いついたのは美花かもの元彼黒龍の総長だった。

暁「何が？」

流「タバコを押し付けられたって」

暁「そのままの意味だお前ら黒龍のせいで、そしてそこの女どものせいでこいつは一生消えることの無い傷をおったんだ」

ルカ「……？！まじ、かよ」

暁「なんなら見せてやろうか黒龍のお前らだけ、あいつの背中だがな」

流「見せてくれ……」

秋「流？！」

暁「おら、好きなだけ見ろ」

その写真を見た黒龍達は悲しい顔をしていた。

ルキ「……」

潤「なんで、てめぇ～らがそんなかおすんだよ！！てめぇ～らがこの女どもをこうさせただろうが！！」

潤も珍しく怒っていた。無理もないこいつも美花をきにっていたからな

流「……」

潤「このタバコのせいでこいつはタバコの匂いでこの悪夢をよみがえらせんんだよ！おい、そこのアマ4人！お前らはこれより惨い事されたことあんのか？アァ！！」

女「そ、それは」

潤「お前らは親に愛されて友達もいる、でも今のこいつに何が残ってんだ？友達も、
全てを失ったらこうやらねぇ～とダメなのか？そんなルールあんのか？」

女「あ、ありません……」

女「ごめんなさい」

女「ごめんなさい」

女「ごめんなさい」

暁「それですむと思ってんのか？」

女「そ、それは……」

流「この後始末俺達でやらせて貰えないか？」

暁「それは無理だ」

流「なぜだ、こいつらはお前らと無関係だろ」

暁「俺の女を怪我させた、それで十分だ」

ルカ「なんで、お前がそんなこと決めるんだよ！」

暁「それは、この俺が……この世界の闇の王だからだ」

流「？！なに」

暁「俺は九条組 組長 九条 暁だ」

ルカ「まじかよ……」

闇の掟では闇の王が絶対これは暴走族にも入る。それゆえ俺の決定には誰にも口出し出来ないのだ。

流「くっ…」

暁「潤……あの4人の女を連れて行け」

潤「でも、あの車は無理だぜ？」

暁「誰がこのうすぎたねえ女乗せるかよ、春樹達呼んでその車で連れてけ」

潤「それじゃあ、あの車誰が運転すんだよ？」

暁「あいつら来るまで待つ」

潤「そういう事ね、了解」

俺は車に戻ろうとすると、

秋「どうしてあんな女を？裏切り者なのに？」

暁「はっ笑お前らの目相当腐ってんな」

黒龍『……』

暁「どういう意味かは自分で考えろじゃあな」

俺は美花があんな顔をする奴らを許せないそう思った。殴りたくて仕方なかったけど、あいつの前ではそんなことしたくないそう思った。

暁END