組長が惚れた女

暁さんは何も言わずに前に進んて行った。すると、

暁「獠、潤がさっき電話したろ?こいつ治療してくれ」

?「あいよ」

すると私を高級そうな座布団に下ろした。

?「それじゃあ治療するから怪我した所……足見せろ」

美「……はい」

詰まるのも当たりまえ、顔も足も傷だらけ服もボロボロで聞かなくても分かるくらいだ。

?「足見るから靴下脱いで、」

美「は、はい」

この人お医者さんなのかな?

獠「俺は、木羽 獠黒崎学園の保健医だ笑」

美「え、あ、はい、わざわざありがとうございます!」

獠「気にするな笑我らが組長が気にった女だしな笑」

美「?!」

暁「お前黙って治療しろ」

獠「はいはい……酷いな、足骨折まで入っていないが打撲に捻挫……こんなに細い足を、一体誰にやられたんだ?」

美「……それは……」

私がためらって黙っていると、タバコの匂いがした。その匂いからは木羽先生の服だとわかった。私は一瞬で怖い!
そう感じた。

獠「どうした?」

美「……いで」

獠「は?」

美「来ないで!!!ドン!」

獠「うっ?!」

組『?!』

はぁ……はぁ……はぁ……怖い、怖い、怖い、怖い!私わ何かが切れたように叫んだ。

美「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!痛い!やめて!」

獠「?!おい、どうした」

美「はぁ、はぁ、はぁ、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!!タバコを付けないで!もう何も言いません!お願いします!」

獠「?!タバコ……」

?「おい、誰も吸ってない、大丈夫だ!」

美「いやーー!!!来ないで殴らないで!」

?「まて、さっき獠タバコ吸ったろ?服に匂い付いてんじゃねぇ~か?」

獠「そういう事か!」

バサ

獠「悪い!もう脱いだごめん、」

美「嫌だ~!来ないで~助けて!……暁さん!助けて!」

暁「俺は、ここだ……もうお前を傷つける奴はここには誰1人いない」

美「……ううう~うわぁー~ああああぁぁぁ~」

また私は大泣きした……もうこの人に私は心を許しかけているからだ。

組『……』

?「あいつがあんなに優しいとは」

?「これは、面白くなりそうだ笑」

?「……」

?「お熱いね~笑」

落ち着いて暁さんの胸から離れてお礼を言った。

美「あの、何度もごめんなさい……」
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