冷徹御曹司と甘い夜を重ねたら、淫らに染め上げられました
「あの、安西部長にお願いがあるんですけど……」
「お願い? なんだ?」
「会議がうまくいったら……私と、デートして欲しいんです」
唐突な申し出に安西部長が目を丸くする。もし、目を泳がせて困った表情をしたら……とドキドキしながら返事を待っていると。安西部長の顔がやんわりと緩んだ。
「ああ、わかった」
「ほ、ほんとですか?」
「嘘ついてどうすんだよ。その代わり後悔すんなよ?」
後悔なんかするわけない! 安西部長とデート!
今まで会議のことで不安だらけだったくせに、“デート”というニンジンが目の前にぶら下がった途端、俄然やる気が漲ってきた。
デートが実現したら思い切って聞いてみよう。あのキスの意味を――。
「お願い? なんだ?」
「会議がうまくいったら……私と、デートして欲しいんです」
唐突な申し出に安西部長が目を丸くする。もし、目を泳がせて困った表情をしたら……とドキドキしながら返事を待っていると。安西部長の顔がやんわりと緩んだ。
「ああ、わかった」
「ほ、ほんとですか?」
「嘘ついてどうすんだよ。その代わり後悔すんなよ?」
後悔なんかするわけない! 安西部長とデート!
今まで会議のことで不安だらけだったくせに、“デート”というニンジンが目の前にぶら下がった途端、俄然やる気が漲ってきた。
デートが実現したら思い切って聞いてみよう。あのキスの意味を――。