冷徹御曹司と甘い夜を重ねたら、淫らに染め上げられました
部屋は広く、窓際に小さな丸テーブルと向かい合わせに椅子が二脚。テレビに備え付けのミニバー、そしてピカピカに磨かれたドレッサーもある。
なんだかんだ言って部屋は充実していて快適そうだ。
安西部長は窓際の丸テーブルの上に自分のパソコンをセットして開き、早速仕事を始めるようだ。それに続いて私も持参したパソコンを彼と向かい合うようにして開く。
「私、なにか飲み物買ってきますね。安西部長は何か飲みます?」
「おう、コーヒー頼むわ。ブラックな」
「了解です」
車酔いして迷惑かけちゃったし、ここは名誉挽回! しっかり仕事頑張らないとね。
私は財布を手にすると部屋を出た。
ホテルに到着したばかりだし、今日の予定では急ぎの仕事はなかったはずだ。見学がてら館内を少し見て回っていると、再び先ほどのロビーにやって来た。
景色が綺麗な所だな……。
海を一望できる座り心地のよさそうなソファに座って景色を眺める。
本当はここに健一と来るはずだったんだよね……。はぁ、思い出したくなんかないのに、馬鹿みたい。
仕事とは言え、自分の彼氏と泊りで視察だなんて、つい先日まで浮かれていたけど、まさか安西部長と一緒に来ることになっているだなんて、あのときの私には想像もつかなかった。
あー! もう、やめやめ! あんな浮気男のことは忘れるの!
気を取り直して仕事しなきゃ!
なんだかんだ言って部屋は充実していて快適そうだ。
安西部長は窓際の丸テーブルの上に自分のパソコンをセットして開き、早速仕事を始めるようだ。それに続いて私も持参したパソコンを彼と向かい合うようにして開く。
「私、なにか飲み物買ってきますね。安西部長は何か飲みます?」
「おう、コーヒー頼むわ。ブラックな」
「了解です」
車酔いして迷惑かけちゃったし、ここは名誉挽回! しっかり仕事頑張らないとね。
私は財布を手にすると部屋を出た。
ホテルに到着したばかりだし、今日の予定では急ぎの仕事はなかったはずだ。見学がてら館内を少し見て回っていると、再び先ほどのロビーにやって来た。
景色が綺麗な所だな……。
海を一望できる座り心地のよさそうなソファに座って景色を眺める。
本当はここに健一と来るはずだったんだよね……。はぁ、思い出したくなんかないのに、馬鹿みたい。
仕事とは言え、自分の彼氏と泊りで視察だなんて、つい先日まで浮かれていたけど、まさか安西部長と一緒に来ることになっているだなんて、あのときの私には想像もつかなかった。
あー! もう、やめやめ! あんな浮気男のことは忘れるの!
気を取り直して仕事しなきゃ!