あの日見た、花を灯して君へ

1、君が、居なくなった日

朝、目覚めたらーー自然と流れた涙。




暗い部屋。



カーテンは締め切り、ベッドの中うずくまる。




「夢?
あるわけないよね。
そうーーあるわけない。
朝目覚めたら、迎えに来てよ絶対。
約束だよ、音。」





音ーーーー。




自然と目を閉じたら、、涙が一粒
頰をかけた。






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