世界No.1の総長と一輪の花 II





つけてもらったマグネットピアスは詩優がつけているピアスと同じ。詩優も赤くて丸い石のついたピアスをつけていた。




つまり…




おそろいだ。




「えへへ」




思わず顔がにやけてしまう。
昔詩優がつけていたものだからもっと嬉しい。




「それやるから、学校では知らないやつについて行くなよ?」


「うん!!!!!ありがとう!!!!!」





詩優は私の分の鞄と自分の鞄を持って玄関へと向かう。私もすぐに玄関へと移動。





「っていうか知らない人について行かないもん!!!子どもじゃないし!!!」


「まぁ、確かに子どもじゃねぇな。小動物だし」





笑いながら言う詩優は絶対面白がっている。





「小動物でもないもん!!」









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